お主もワルよのぉ

お主もワルよのぉ(第1巻)【時代漫画書評】


時代劇の定番シーンとしてよくネタにされる「越後屋ァ…お主もワルよのぉ」の越後屋ァを
主人公にしてしまいましたという漫画です
ライバルの商人を蹴落とし、幕閣とつるんで悪だくみ…するんですが
そこは血も涙もない悪いだけの人が主人公になれるはずがありません
狙ってやっているのか、悪い奴が酷い目にあって、善良で弱い立場の人間が結果的に助かったりするので、さしずめ江戸のダークヒーローですね
だから作者は、越後屋が儲けて、悪い奴はひどい目にあって、その結果助かる人がいてスッキリという大変な構図を作ってるわけで、
そんな難解なパズルがどうカッチリハマるのかが見ものです

あとこの漫画の見どころの一つが、その胃もたれしそうな油っこい絵!
悪い奴が悪いことをするときはわかりやすく、これでもかというぐらい悪い顔します
越後屋なんて悪い顔する時だけ口がありえんぐらい裂けるのでもはやデビルです
そわそわする人は思いっきりそわそわするし、どたどたする人は思いっきりどたどたします
だんだんクセになります

※この記事を書いてる時点では2巻まで出てますが、まだ1巻しか読んでません

ところで時代小説っていう言い方は当然のように使われますけど、
漫画の場合は時代漫画でいいのかなぁ…あんま聞かんなぁ

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