【ゲーム障害ってなんすか?】1億総ゲーム社会との向き合い方

世界保健機関(WHO)が「ゲーム障害」を新たな依存症に認定したというニュースを見ました


ギャンブル依存などと似たような問題ですね

ゲームは昔は僕も結構やってました
幸い依存というほど長時間ゲームをする集中力のない人間なので、
「病気だろ」というところまでは行きませんでしたが、
慢性的に鬱な人間だったので、精神的依存はしていたと思います

しかし今はゲームとほどほどに付き合えるようにはなっています
(たまに長時間ハマることはありますけど)

人間、嫌なことがあれば酒に逃げたりパチンコに逃げたり
精神的にゲームに依存してしまうのは何にもおかしいことではありません
楽しいことですから
それを病気と呼びたければ好きに呼べばいいんですけど…
全然ゲームやらない人が「ゲームは悪」だと言っても説得力ないし
反発を生むだけだと思うので、
ゲーム依存スレスレだった僕が少しこの問題について思うことを書き連ねてみようと思います


ゲームの多様化

これからはますますゲームとの関わりが
避けて通れない時代になるんじゃないかと思っています

そのひとつの要因がゲームの多様化です

前の会社にいた頃、まあみんなよくスマホでゲームやってましたね
気付いたのは、あまり今までゲームをやってこなかった人間ほど
スマホのゲームにハマる傾向にある、ついでに課金する…
みたいな印象でした
僕より年上のおっさんがみんなゲームやってるんですよ
日常的に手にしているツールで簡単にできるからでしょう

一昔前のようにゲームをするやつはネクラだとかオタクだとか言われる時代や
理解のない言動にいちいち目くじらをたてる時代はとうに過ぎ去り
いまや一億総ゲーム社会と言えるでしょう

それに伴い、最近はゲームをプレイするスタイルの多様化が著しいです
列挙してみると

●プレイスタイル別

ゲーム専用機によるシングルプレイ
ゲーム専用機またはPCによるオンラインのマルチプレイ
VRゲーム
スマホゲーム
PCのブラウザゲーム

●課金別

ソフトのROMなど、現物を買う
ソフトのデータをダウンロードで買う
無料ゲームをダウンロードして、プレイ中の内容によって課金
月額プレイし放題のサブスクリプションサービス
そもそも金がかからないフリーゲーム

もっと気の利いた分け方があるかもしれませんけど、
これだけ色々あると、自分のゲームとの向き合い方を否応なしに考える必要に迫られます
(何も考えずあれやこれや手を出すというのもいいですけど)


ゲームとの向き合い方

そしていまや「eスポーツ」などと言ってプロのゲーマーが活躍する環境まで整いはじめました
そこまで行かなくても、SNSを使ったゲーム実況とか、
ゲームの感想や攻略をブログに書くとか
うまくすれば収入にすらなり得るため、
むしろ徹底的にハマる才能があれば人生に有利とも言えます

要するに、ゲームは自分にとって楽しむためだけのものか、
メシの種にできるものかということを
選択できる時代なのです

しかし大多数の人間にとってゲームは嗜好品以上のものではないでしょう
その場合、ゲームをが自分の生活のどの程度の割合を占めるべきかということを
将来と照らし合わせて考えないと
ダラダラダラダラとあれやってこれやっていうことになって
自分が本来やるべきこともやらずに貴重な時間を無駄にすることになりかねません
昔の自分がまさにこれで、何も考えずに時間を浪費したから
いざ働く段階になって苦労することになりました

やっぱりこの点は酒やタバコと同じで分量を間違えると確実にリスクになります
なるたけ自分にストッパーをかけて、
一日のこの時間だけやるように決めるとか、計画的にやるのが絶対にいいでしょう
まあ、わかっちゃいるけど……ですね

なんだか説教みたいになったけど、結局はそこに落ち着いてしまうんですよ


なぜゲーム依存になるのか

ここからは最初の話に戻って、重度のゲーム依存になってしまう原因を考えてみます
単純に「楽しいから」「ゲームがおもしろいから」という気楽な理由からは
そんなに深刻なゲーム依存にはならないんじゃないかと思います


産経新聞のこの記事によれば
「ネット接続型のオンラインゲームが原因となる場合がほとんど」
そして「際限なく課金」してしまうんだそうで

これ、オンラインゲームじゃなくても、
ドラクエのレベルを99まで上げることに執念を燃やしたり
アイテムを全部集めたりしたくなるのに似てますね…

もともと収集癖のある人間がゲームにハマるとこの状態になりやすいんだと思います
菓子のオマケとか、全部集めなきゃ気が済まないみたいな

自分もそういうところがあって
何でもかんでも集めちゃうんですよね
それで満足感を得るというか…

それが悪いわけではないんですが、
自分でも何でこんなことやってんだろと
わからなくなる時があります

これは視野が狭くなってる状態だと思います

なぜ視野が狭くなるのか、
それはやはり「充足感を得られるものがゲームぐらいしかない」というのがあると思います

ただ学校で漠然と勉強しても、将来何をしたいのかわからない
仕事をしていても達成感がない
人間関係に行き詰った…

そうなると人間、どうしても内にこもるし、内にこもった時そこになにがあるかといえば
ゲームがあるわけです
ゲームがテレビやネット動画と違うのは、自発的にやって達成感が得られるからで
人間に必要な欲求を満たしてくれるからで、
さらに重症になると、その世界の中の目標を達成することが至上の命題であるかのような妄執に憑りつかれてしまうのです


ゲーム依存から脱却するために

こうなってしまうと本当にヤバくて
生活にすら支障がでてくるので
どうにかしないといけません…
どうにかする必要ないと思っているならここで話は終わりなんですけど

ニュース記事によれば今は支援団体によるカウンセリングや専門の治療を受けられるので
重度の症状の人はそういったものを利用するといいでしょう
しかし、依存しているが、そこまでする必要がない人だっているでしょう

さきほど「視野が狭くなってる」と書きましたが、
それなら逆に視野を広くすれば問題は解決すると思いませんか?
自分の経験上恐らくこれが一番重要だと思います
色んなことに興味が向けば、ゲームが自分の中に占める割合を減らすことができるはず…
パソコンに例えれば「自分のメモリ容量を増やす」と言えるかもしれません

ゲームに依存している自分をヤバいと思えることがまず難しいと思いますが、
少しでも改善できないかなぁと思ったなら、
ムリなく手っ取り早いのは、本を読むことすかね


読書?何で読書の話になるのだ?

ひとつの例として、ゲームの中のモンスターがどうやら神話由来だとか、
歴史上の人物をモデルにしたキャラが出てきた
または、好きなゲームクリエイターの経歴が知りたくなった

と、少しでも興味が出たら
そのことに関する本を頑張って読んでみましょう
慣れないと少し我慢が必要ですが、
ひとつの知識はまたひとつの知識への興味へと繋がります

例えば、神話のモンスターなら、その元になった神話から
それが生まれた地域や歴史などに広がるかもしれません
そうすればそれ以前の歴史にも興味が広がるかもしれません
ゲームクリエイターの経歴なら、その人がいたメーカーから
一般的な会社のしくみ、経済、株式にまで
興味を広げていけるかもしれません

結果的に別の雑多な本も読むことになればしめたもので
段階的にゲーム以外への興味が沸き
将来の目標が見えてくるかもしれません

話が飛躍しますが、
よく「やりたいことが見つからない」というのは
知らないことに興味を持とうとせず、本を読むことすらしないからです
本を読むということは、とてもハードルが低いにもかかわらず、
安く手っ取り早く、人が長い時間あれこれ調べて考えたことを自分のものにできるという
とてもコスパがいいことなのです
僕も本当に後々になってから気づいたので、
若い人は若い時にかたっぱしから本を読んだほうが有利ですね

やりたいことができれば、
ゲームしたくても「今はガマンしなければ」と
誰に言われなくても自分をコントロールできるはずです

とにかく自分なりのペースを見つけて
ゲームと上手に付き合えるようになれば
それはそれで楽しいのです

最後に本を読むモチベーションを上げる劇薬みたいな本を紹介します
「本は10冊同時に読め!」
結構メチャクチャなことも書かれてますけど
本を読みたくなること請け合いです




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